腱鞘炎のセルフケア

腱鞘炎は手を使わなければ治りますが、好発するマッサージ師や主婦の方に使うな、という方が無理というもの。慢性化したものは簡単には治りませんが、処置をこまめにしておくことで痛みを最小限に抑えることができます。

テーピングやサポーターも売っていますが、とにかくそんなに固定しておられんのです(^_^;)そんなことできていたらそもそも腱鞘炎になってないから!という感じ。

さて、手首がどうにもこうにも痛い時、自分でここまでやってあげてください。

①手関節を1日に何度も冷やす

昼でも夜でも関係なく、アイスノンや氷を入れたビニール袋を乗せて10分ほど。ジッとしていられなかったら、上から包帯などで巻いて固定してください。

めんどくさいのでは?と思うかもしれませんが、アイシングすると気持ちがいいので自ずとやるようになります。何か作業してると手首が!となるうちはずっと続けてください。

②オイルやクリームでさする

そして冷やした後、何でもいいのでアロマオイルやクリームで手首を優しく摩ります。心臓に向かって一方方向です。揉むのではなく指で猫ちゃんの頭を撫でる感じです。(←いい例え!)

3〜5分くらいでちょっと手首が細くなった感じがしてくるので、それで終わりです。これは炎症で浮腫んで、組織が交通渋滞してるとこをキレイに整備するイメージです。

炎症は正しい反応ですが、周りを沈静化させて事故現場だけの炎症に留めるようにすると治りが早く、再発防止に繋がります。

③リストバンドで保護する

日中お出かけの際は手首にテニスなどで使うリストバンドをしましょう。これにも理由があって、怪我をしている場所を露出しないということが大事なのです。お腹が痛い時にわざわざお腹を出すでしょうか?それと同じで、リストバンドを巻いてあげると手首が保護されているので周辺の筋肉の緊張が和らぎ患部以外の動きがスムーズにできます。

もちろんサポーターでもいいのですが、腱鞘炎のサポーターは指にもかかっているので結構不便ですぐ取りたくなってしまうんですよ(^_^;)

親指も固定できたらしたいとこですが、利便性と毎日ケアできるようにするにはリストバンドがオススメです。

上の3つを順番関係なくできる時にマメにやってあげてください。あとは仕事量を加減しつつ(辞めなくてよい)いつも通り過ごしていると、母指球に筋肉がついて治ってくれますよ。

ぜひ一度お試しください♫

地味ですが、痛い部分をオイルやクリームでさするのが意外と良く効きます。