茅ヶ崎の実力派接骨院

昨日、お世話になった接骨院の院長先生の治療院へ行ってきました。私のプロフィールは専門卒業後からの経歴なので載っておりませんが、実は最初にこの業界の門を叩いたのはこの『湘南鍼灸接骨院』なのです。

今は移転して茅ヶ崎美術館の側にありますが、以前は南口のツインウェーブの横にあって毎日患者さんで溢れ返っていました。

歩けないと行って来院された方が歩けるようになって帰っていく様や、片麻痺の元サーファーの患者さんを治療して一緒にサーフィンできるところまで寄り添っている姿がとても印象的でした。この時はまだ資格を持ってなかったので私は受付をやっていたのですが、まるで救急病院のようだと思いました。本当の『治療』を最初に見ることができた私は運が良いのだと今でも思います。

専門学校に通うようになり、たまたま近くでブラジリアン柔術の道場を開いている方と同じクラスになり、始めました。基礎を飛ばして毎日スパーリングばかりやっていたので怪我も多かったのですが、ここじゃなければ今も続けていないかもなと思っています。

その時のスパーの相手は主に入りたての男の子です。私は女なので、初心者の男の子とレベル的に合うというか、お互いにいい練習相手なのです。

翌年の4月に警察官が内定しているという新人の男の子とスパーを始めた時、事件は起こりました。

私を背負い投げしようと試みた男の子でしたが、私が動かなかったためにバランスを崩し、左膝の外側側副靭帯を切ってしまったのです。靭帯は完全断裂の時は音がします。この時、道場中に響く大きさで『バシッ!』という音がしました。

立ち上がろうとした時は膝が大きくスライドしたため、初めて見た私は卒倒しそうになりました。膝を支えるバンドが切れたのですから当たり前ですがとにかく大怪我です。

そして、もう営業時間外だったのですが、すがる思いで院長先生の元へ駆け込みました。

柔道整復師の先生は骨折、脱臼などの応急処置をするプロフェッショナルなのですが、意外と現場にはそういう患者さんは少なく、学校でもそんなに習わないそうなので卒業後にどこで働くかによってはそういう処置がまるでできないという先生もたくさんいます。

院長先生はとても落ち着いていて、冷静にアイシングと固定、病院の紹介状を書いてくださいました。固定の際には私に『この角度で…』など説明しながら手際よく処置。

完全断裂だったので大掛かりな手術とリハビリで半年かかってしまったのですが警察官の就職には間に合い『柔道か剣道か迷っていたけど、絶対剣道にします(笑)』と元気に挨拶をしてくださいました。

その後、病院からも手紙が届き『最初の処置が良かった』との言葉が記されており、やっぱり院長先生はすごいな!と思いました。格闘技のスパーで被害者も加害者もないのですが、やはり相手に怪我を負わせてしまうのはこちらも精神的にショックです。

厳密にいうと私は立ってただけなのですが、それでも未来ある若者に大怪我を負わせてしまったがためにどう責任を取ればいいか…と落ち込みます。

この治療院では実際治療をするスタッフとして働いたわけではありませんが、学校では教えてくれない、数多くのことを学びました。ここで現場に出る前に見せてくれたことや経験したことは、今でも一番大切だと思っていることばかりです。

なかなか、こんなにしっかり治療できる接骨院はありません。最新の機械などに頼らず、王道の手技一筋です。いきなりやっちまった!助けて!という方はこちらに行くといいですよ♫近くに教会もあり、何だか守られている気分にもなります。

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