フェアトレードや環境に配慮した素材の使用

ボディケアで使用する道具、素材は限られていますが、それすらも調べれば調べるほど環境破壊に繋がっていたり、不正な取引きで誰かが不幸になっていることがあります。

つい最近それに気づいた、というわけではありません。

この仕事を始めてからずっと、使う素材はどこでどのように作られて、何でできているのか?調べるようにしています。

組織に所属していると、個人で防ぐことができずもどかしい思いをすることもたくさんありました。

オイルマッサージで使う『キャリアオイル』は、部位別に効果効能、使用感により変わってくるのですが☝️広く使われているのが『ホホバオイル』です。

このホホバオイル、美容系の卸などでも大量購入できるのですが、製造元は発展途上国であることが多く、そこで子供達が強制労働させられ、森林伐採が加速し続けている現実があります。先進国が大量に安く仕入れたいがためにこのような仕組みができてしまいます。

フェアトレードというのは、このような強制労働などに関与しない『公正な取引き』を意味します。

しろたえで使用しているホホバオイルは株式会社ムートンサステナブル様より購入しているのですが、何故ここを選んだかといえば、この『フェアトレード』を大切にしている会社だからです☺︎

また、こちらのホホバオイル、アルミパウチに入っているのですが『何故、他社はプラボトルかビン容器が多いのにアルミパウチなのですか?』と質問したところ、以下の回答をいただきました。

🌱プラスチックなどの樹脂容器はわずかですが空気が透過します。内容物によっては容器自体が溶出することもあります。また、紫外線などの光も遮りにくいです。

ガラス容器にすると空気の透過と容器自体の溶出は防げます。

ガラスの色によっては光の遮りにも優れていますが基本的には透過しています。なによりも大きなサイズになるほど高コストになります

アルミパウチは空気の透過、光の遮断に優れています。容器の溶出はゼロではありませんが強いです。またプラスチック、ガラス容器と比較して形状を変えることができますのでオイルのご使用の途中に容器内の空気を抜いて保管することができるので酸化を防止することができます。

使用後にゴミの量も少なくできます。コストも安いですし運搬時に破損が起こることも少ないです。これらの理由と経験の中から弊社ではアルミパウチの容器をメインの容器に選んでいます。

この仕事をしてると時々思うのです🤔『このオイル、本当にホホバなのかな?』とか『傷んでいないのかな?』とかね。

以前、勤めていたサロンでは新人の女の子達の前腕が次々にカブれるという事件があって、何なのかな?と思い調べたところ、どうやら海外から輸入しているボディオイルの中に含まれるビタミンEが原因のようでした。

ビタミンEとはいえ、美容液やオイルに記載されているものは『人工的に作られたビタミンE』なので、これにアレルギー反応を起こすことがあるのです。

また、大量に仕入れるということは、しばらくオイルがお店の物置に保管されているということ。その環境は大丈夫なのか?夏の40度を乗り越えても品質に変わりないものか?疑問が残ります。

ビタミンEの他に、オイルが酸化してたんじゃないかなぁ…とも思いました。

私自身、肌弱めなので塗り込むものには敏感なのです💦後で痒くなったり、カブれるなんて絶対嫌ですし。

しろたえでは、和精油、馬油と合わせて、こちらのホホバオイルにもこだわって吟味しています。

個人店ならではの小さな取組みですが、利用するお客さんにも安心と安全を✨さらにはボディケアに来るだけで一緒に貢献できる仕組み作りをしていきたいと思っています。