保育士さんに優しい治療院を目指して

保育士さんのご意見、ご要望にお応えするべくアンケートサイトなどで調べているところです。

退職してしまった方の職場レポートのようなものも多く、比較的ネガティブな内容が多かったですが、その中でも貴重なヒントがたくさんあったので早速取り入れていこうと思います。

膝をつくので黒くなってしまう、とありました。

膝の黒ずみの原因が物理的刺激だと、やはりそこを改善していかないとなくならないのですがエステの経験で生かせるものとして『スクライバー洗浄&泥パック』をコースに加えました。本来、小鼻の毛穴の汚れを水と超音波で乳化させて吹き飛ばすものですが膝のように角質が分厚い場所は、しっかり圧が加えられるのでより効果が出やすいかと思います。

泥パックも本来お顔に乗せる毛穴ケアですが、吸引力がすごいので膝向きかと思います。使い勝手によってはスクラブパックでも良さそう。

施術料の5000円ですが、こちらはもしかしたらまだ高いと感じるかもしれませんね。保育士さんの月給が13~16万という厳しい状況ですのでボディケアにここまで出せないと感じてしまうかも。ただ、エステサロンで60分受けると6000~8000円します。しかも、数ヶ月ちょっと手順を習った新人スタッフに当たる可能性も多いです。そして、必ず避けられない回数券の購入などのアフターカウンセリングがあります。

しろたえでは、訪問リハビリやエステ、格闘技といった運動の知識を生かして施術を行い、ご予約も余裕を持って受けつけています。60分でちょっとエステのような施術を受けたい方、整体を希望する方、どちらにも対応しています。

60分でも充分な力加減と施術内容なっており、月一回でも満足いただけるようにトリガーポイント治療で痛みにアプローチもしています。

また、エステサロンの経験で、定期的なご利用を促す回数券の販売、単価アップのためのオプションのオススメ、ポイントカード、などのシステムがどれも必要ないと感じました。

マッサージを受けるのに、そんなに色々考えてご利用しなくてもよいのです。

私としては体の辛さ、精神的疲れが取れて健康を取り戻していただければそれでよいのです。アンケートサイトを見て取り入れたのが、カウンセリングシートを作らないことです。

厳密に言えばカルテは作りますが、その方の職業、年齢、住所などは訪問するにあたり必要なだけで、クーポンを送る、再来に繋げるための営業で使うつもりがありません。

ターゲットを限定することで『どこそこの誰が通っている』と言った話になりやすく、それがリラックスに程遠い状況を生みます。なので、言う必要も聞く必要もないかと思っています。

現在、委託で行っているサロンでもそのスタイルですので、長年指名を受けていてもプライベート、職業すら知らない方もたくさんいます(笑)

これから取り入れようかと思っているのが、自宅で改善できるものはLINEでどんどんアドバイスしていくオンライン治療です。一回施術をご利用いただいた方に行います。

これは、先日妹より『膝が痛いんだけど、接骨院と整形外科どっちに行けば良いのか?』と質問を受けたことがきっかけです。

結局、ぶつけたり、転んだりしてバキ!だの、ボキ!だのいってない限り、正体不明の痛みはフォームが悪いので、フォームの指示をして動きで確認してもらい、後日痛みが減っているのを確認できれば完了です。

ちなみに上記の質問には『どちらも行かなくて良い』と答えました。湿布と電気でフォームは治らないので。

まだ色々改良の余地あり!と思っています。保育士さんや介護士さんとにかく優しい訪問鍼灸マッサージを提供できるようにしていきたいので、引き続き努力してまいります。