カレーで健康になる?

カレーを毎日食べると健康になるという噂

一時期イチロー選手が毎日カレーを食べているという話で、こぞってみんなカレーを食べ出した時がありました。特に、高齢者の方の食いつきがよく本当に毎日カレーを取り入れている人もいたし、店頭からカレーが品薄になることもありました。

あれから何年。

もう記憶に薄くなってきているでしょうが、カレーを連続して食べた方のその後が知りたい。思っていた通りの健康を手にすることができたのか?そもそも、イチロー選手の求める健康と一般高齢者の求める健康は違う気がするのですが💦

カレーを毎日食べたいと、日本人の私は思わない。でも、インド人は本当に毎日カレーだそうです。カレーではないメニューでもカレー味にしてしまうので、結果それはカレーということになります。

日本で食されているボンカレーは、油分も多く消化器に負担をかけるものです。胃腸に自信がないと、昼、夜のカレーは重すぎるのでは?と思います。朝は活力になるかもですが。

トラックの運転手とか土木業など体力仕事で腕っぷしの強そうなメンズならともかく、一般的に重すぎではないか。

私が思うに、ボンカレーのことをイチローさんは言っていないと思う。

ボンカレー?バーモントカレー?のCMをやってたかもしれませんが、このカレーではなく『インドカレー』のことを言ってるんじゃないかと思いますよ🤔

インドカレーはとにかくたくさんのスパイスが入っていてボンカレーと違います。だから好みではない、という人も結構いて。実はこの『本物のスパイス』ってのは漢方薬並みに効果が高いんですよね。

シナモン、ターメリック、オレガノ、聞いたことのあるスパイスもあるかと思いますが、まずターメリックはウコンです。肝臓の働きを助ける、飲む前に飲むというやつですね。

スパイスというのは食べるだけではなくアロマのように嗅ぐこともできます。あまり一般的ではないですが、香りは結構強烈です。そして効果効能も。

スパイス系の精油は禁忌が多いんです☝️

禁忌が多いということは特化してる恩恵も多いということ。上手に使うと非常に効果が高いということです。基本的に代謝を上げたり、体を温めたり、活力、パワーを生み出すようなものが多い印象。そもそもスパイスは食べた時に胃腸をよく刺激しますから、弱っている胃腸にはオススメできません。

そういったことから『もともと元気な人がパワーチャージして機能を維持する』というのが正しいかと思います。疲れた時の滋養強壮というにはスパイスの力は寄り添うものではないので、本人が負けてしまう可能性がありますね💦爆発力が欲しい時、とか良いと思います。

インドというのはとても厳しいカースト制度のもと、ゆっくり穏やかな時間が流れていると言います。ちょっと浮世離れしているというか、ガツガツしていない。だから最終的にインドに魅せられて人生観が変わる方がたくさんいるのです。普通に何カ国語も喋れたり、かなり器用で賢い人種なので日本人並みに我慢、努力、根性があったら地球史上最強かと思われるのですが、良いのか悪いのかあんまり真面目じゃないお国柄。

能力が高い割にあんまり競争とか好きじゃない、ゆえにそういうところにバシッ!とカツを入れてくれるかのようなスパイスが合っているのではないか?と思います。

ちなみに、スパイスや漢方薬は薬と違って体に代謝されて排出されてしまいます☝️でも、全ての機能を通過して代謝されていくため、長い期間を経て健康へと導いてくれるもの。薬やサプリメントはすでに体に入りやすい形に加工され、真っ先にダイレクトに、ピンポイントに効かせるもの。添加物も含まれているので体内に長く残ります。

漢方薬、精油、スパイスはそういった理由で効き目穏やかということになるので、うまく生活に取り入れてバランスの良い心と体を作って欲しいと思います☺︎

今ここしかない時、自分に活力が欲しいならば生活にスパイスを🙌人生にもスパイスがあると楽しいですからね。闇雲に流行りを取り入れるのではなく、自分に必要なものを必要なだけ、上手に使っていけたらいいですね。