秦野のオススメ接骨院

前回ご紹介した湘南鍼灸接骨院の流れで、今回は『つるまき南鍼灸接骨院』のご紹介です。

秦野市のつるまき温泉というところにあるみたいです。

名前は有名ですが、私はつるまき温泉に行ったことはありません。温泉郷のようなところなのかな?

こちらの接骨院の院長は平野先生と言いますが湘南鍼灸接骨院で長く働いていた、これまた腕の良い先生です。ホームページを見たら多くを語らなすぎでびっくりするのですが、鍼灸師としてとても経験の長い先生なのです。もう少し情報をくれ…!って感じがしますが平野先生らしいかもしれません。

私が音響と照明の仕事を辞め、募集もしていないのに湘南鍼灸接骨院を『何だか良さげだな』と感じバイトを申し出て、あまりの畑違いにみんなちょっと半笑いで仕事を教えてくれていました。平野先生も半笑いでお灸の作り方を教えてくれました。そして、突然『肩井と膏肓』というツボの名前を言ってくるのですが、何ですか?その専門用語は?という、まるで言葉が通じない相手にも関わらず、おもしろおかしく仕事を教えてくださいました。

ちょっとやそっとじゃ驚かない、肝の据わった感じの先生です。

私が印象に残っているのは電車でうたた寝していて、手すりにずっと寄り掛かっていたOLさん。当たりが悪かったらしく腕が麻痺してしまったのです。正座して神経をずっと圧迫していると、じきに足が痺れて動きが悪くなりますが、動き出せば元に戻ります。神経は水の流れているホースと同じで、ギューッと圧迫されているとその先に信号はいかなくなりますが、離してあげると元に戻ります。ダメージになるほど長く圧迫していればその先の組織は麻痺してしまいます。また、当たりが悪くてもそうなります。

来院された女性は『橈骨神経麻痺』になってしまったのですが、この神経は長袖を着て、腕を内側に捻った時にできるシワと同じラインを走行しています。

意外と寄り掛かったりした時に当たってしまうのですが、痩せていたりするとその分手すりなどがダイレクトに当たるのかもしれません。

本当に腕が上がらなくなっていました。脳梗塞でもないのにぶらーんとぶら下がっている状態です。こういった神経のトラブルはなるべく早く、連続して鍼をすることで改善されます。患者さん自身もただ寄り掛かっていただけで腕が動かなくなり不安そうでしたが、平野先生は落ち着いて鍼治療を案内していました。そしてその症状にはこうやって治療進めていくという話を、お灸にやっと火をつけさせてもらえるようになったレベルの私に教えてくれました。

こういう現場での経験が資格を取ろうと思った一番のきっかけです。

他には、やはりどこかが痛くてみんな来院されるのですが、平野先生は動じずそしてちょっと適当かつくだらない事もいっぱい言うので、痛いことがバカバカしくなってくると思います。横一列で並んでいるベッドの患者さんが話を聞いて肩を震わせて笑いを堪えている姿をたくさん見かけました。肩凝りで鬱々としている患者さんを解しながら『…何でこんなにゴリゴリなの?これが取れるまで「ゴリ」って呼びますよ』と言って、患者さんもその周りの方もみんな笑っていました。

今はもう院長先生なのでもしかしたらキリッとしているかもしれませんが、元はこういう先生です。色々な痛み、辛さがなんだかバカバカしくなってくるような、そんな先生です。

秦野で接骨院をお探しの方や、温泉郷で腰や肩を痛めた方は是非行ってみてください(*´∀`)♪

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それぞれの道に進んでも、こうやっていつまでも仲間でいられる事は幸せなこと✨