病気と共存する生き方
徹底的に排除しなくても大丈夫
コロナひと段落と言えるでしょうか🤔ちょいと落ち着きましたね。コロナを機に、世界中の人がウイルス博士みたいになってきました。老いも若きもウイルスについてやたら詳しいという、ネット社会の成せる技ですね。情報がなければ単純に病気を恐れたでしょうが、現代では他に偽物と本物を嗅ぎ分ける能力も必要です。
情報の波に飲まれ、静かに混乱が起こり神経はピリピリ、分断やら何やら思想の世界に半分足を突っ込んでいます。でも、結局のところどんなに難しく考えてもウイルスはウイルス。見えない病原体です。これに不思議な意味をつけてスピリチュアルする必要ないんじゃないかと思います。
ウイルス性の病気の特徴
私は『ウイルス性〇〇』にことごとく罹ってきました。治ったところで神経節に住み着いているので、私の免疫力が下がり次第いつでも出てこれる状態にあります。共通の特徴としてはどのウイルス性〇〇も『増殖を抑える薬』しかないんですよね。だからウイルスは『数の病気』とも言われているんです。
これ以上増えないように抑えているだけなので症状は出ますし、サクッと治りません。己の体力との戦いです。薬はウイルスの数を減らしてくれているので、あとはこちらの兵隊が総動員で頑張るしかない。お医者さんにはここから先、どうすることもできないのです。
帯状疱疹は、私は鍼灸マッサージ師の国試の時にストレスで発症しました。これが顔に出ると厄介なのと、免疫力が下がり次第頻繁に発症する人もいるので、それを回避するために今は大元の水疱瘡のワクチンがあるんじゃないかと思います。私は国試を超えるストレスはこの先ない、と確信しているので結局その後再発はありません。しかも、もうテストはこりごりであると体が教えてくれたと思っています。考えてみたら昔からテスト前に具合悪くなることが多かったのです。
それから各種ヘルペスウイルスも。再発を繰り返すと精神的ダメージで鬱になる人もいると知り恐れ慄きましたが、そうならないために手洗いやうがいを心がけたり、生活を見直すことで一度も再発なくうまく付き合っています。もう住んでいて追い出せないのだから諦めるしかない、そういう感じです。
そして面倒くさいことに、もう手術した方がいいんじゃないかレベルの下肢静脈瘤があります。これが年々面倒くさいことになっていて、体重が少しでも増えた時、ビーチサンダルで歩きすぎた時、甘いものを食べすぎた時に悪化します。私の中でそういうエビデンス(何となく今ブームの言葉)が取れていて、油断や慢心により、レベル5くらいの痒み、足のダルさ、痛みに襲われて、原因が取り去られない限り辛い足の毎日が続きます。
強めのマッサージ、強めの鍼、甘いものを食べないことで2週間くらいでスイッと回復しますが、その間ずっと辛いという🌀
最近では、痒み、痛みが出てくる度に自身の油断&慢心を反省します。私の在り方が大切なんです。自分を過信したり、ヤケを起こせばたちまち体が辛くなる仕組みなのです。
これらを薬で治療する方法もあると思います。
ただ、果てしなく薬が必要になる気がして、それならば悪化しないよう自分でコントロールした方が良さそうだな、と私は思ったのです。帯状疱疹にも今は症状を抑える薬があるらしく、なんだかジワジワ薄ら発疹が出たまま働いている人がいました。なら、一回出ちゃった方が早くないか?とその時思ったものです。40歳を超えたあたりで色々な健康や美容の脅しがかかってきます。だからか、数値だけで無症状でも何故か薬を飲んでいる人が多い。
病気が教えてくれること
例えば、私が帯状疱疹やら静脈瘤を改善する薬を飲んだとして、これでもう一度国試を受けたらどうなるんでしょうか?もともとテストのストレスに耐えられないのに、帯状疱疹の症状が出ないだけで快適にスラスラと問題が解けるのでしょうか?静脈瘤がなければ、私は甘いものを我慢することなく、ブクブクと太っていくことができる。足が痛くなければ食事制限する必要などありませんからね。でも、それが果たして健康と言えるでしょうか?
きっと、歳をとるごとにコントロールが必要になりますし、体は省エネにならざるを得ないはずなんです。でもコントロールによりよくなっていくものはこれだけではなく、私はアレルギーもスギ花粉だけ、しかも昔に比べかなり軽くなりました。以前はありとあらゆる物にアレルギーを起こして死にたくなっていましたが、もう克服と言っていいほど花粉症がなくなりました。全体をよくしていくにはいらない物を減らして、必要な物だけ取り入れる、無駄のない作業が年齢と共に、さらに必要になってくるのです。
そして冒頭で述べた偽物と本物ですが、今は医療だって偽物と本物を嗅ぎ分けなければなりません。弱点が多いとそこに取り入るお医者さんもいます。それは速攻で薬を出すお医者さんです。幸いにも私がお世話になったお医者さんは患者の話を聞いてくれる人が多く、必要がなければ薬は出さない方針でした。もちろん患者側も民度が問われますが、どちらも本来の目的を見失っている偽物にご注意なわけです。
30代後半〜40代以降は、医療は本当に困った時に、普段はボディケア、運動、食事、睡眠で体を整えると良いかと思います☝️ボディケアだって月イチや気分転換で充分。そんなに深刻にならずともまだまだ体の回復力は高いですからね。甘やかさないこと、バランスを取ること、ほどほどに力を抜くことが大切です。
過ごしやすい季節にぜひ、ご自身のボディケア、体調管理について見直してみてください。それではまた(^-^)/
下肢静脈瘤は私の食生活のバロメーターです。おかげで甘い物による体の疲労や、コレステロール値も下がり全体の調子は良くなりました。どこにフォーカスを当てるかも重要なポイントです。