更年期は運動して汗をかこう
更年期付近で現れる変化
私も含め、続々と周りが40代になってくると色々な変化が現れます。結婚、出産、育児を終えて自分の時間ができる人、晩婚によりこれから育児を始める人、仕事で役職に就きいつも忙しい毎日を送っている人、様々です。
そういう変化があってか、衰えが早い人、遅い人もだいぶハッキリ分かれてきます。出産と育児はやはり大仕事ですから、経験した人、してない人の差が大きいようです。
40代あたりで現れてくる変化として、肝斑があります。顔に出てくるシミですが、肝斑の原因はまだ解明されていません。また、治療法も確立していません。知らぬ間に消えることもあるそうですし、出ない人は出ないのです。目の下の両脇に左右対象に出るのが特徴。境目もハッキリしておらず、モヤ~っと広がるタイプのシミ。これは、女性ホルモンの影響ではないかと言われています。
妊娠中に現れて、出産を機に消える方がいることからおそらく女性ホルモンですよね。
そもそも女性ホルモンというものは、量はほぼ一定で例えば大豆などを食べたところで増えるものではないのだそうです。
精油でいうところのゼラニウム、イランイラン、フェンネルなどは女性ホルモンに作用するといわれていますが、嗅げば増えるわけではないのです。でも、40代になって閉経が近づくと女性ホルモンの量は減り、最終的にゼロになりますね。減っても足せないところが悔しいところ。
更年期障害は女性ホルモンの減少
体は老化とともに機能も役目を終えて衰えてきます。卵巣もそうです。卵子は一生のうちで作られる数が決まっているので、それが全部排出されれば終わりです。卵巣自体も機能は衰えてきますし、ホルモンを出さなくなります。
卵巣からホルモンが出ないことで、その司令塔となる視床下部が『出ていないぞ⁈出せ出せ!』と司令を出しすぎることで体が混乱し、様々な不調が起こります。それが更年期障害です。
おそらく大豆イソフラボンも精油たちは、きっとこのアンバランスを整えるためのものだと思います。実際、それで整っているのか目で見たわけではないので言えませんが。そのようなアプローチで自分の体調をコントロールすることは大事です。
長年エステをしていて思うのが、そのような変化の時に努力や自分なりの工夫で乗り越えていかないとダメですね。全てにおいて更年期のせいにしてはいけないのです。更年期だからと、とにかく不安定なメンタルのまま『なんとかしてくれ』状態は良くない。
不安定なメンタルがそのまま顔に出るのも40代の特徴です。年を取ってもキレイな方は、更年期を上手に乗り越えたのではないでしょうか。
更年期障害の対策は『運動』
更年期の一つの乗り越え方に、運動をして思いっきり汗をかくこと、というのがあります☝️血流改善として手取り早い方法ではありますが、とにかく運動をすることだといわれています。
おそらく『ストレスコントロールと、代謝を活発にさせておくこと』といった、行動療法的な側面が大きいと思います。更年期障害の対策を部分的に小さく行うよりは、大きく行う。ざっくり全体の流れを良くしておくという考え方。
運動を始めたら、報告がてらマッサージを受けにみなさん来られます。
ホルモンバランスを整えるマッサージは、整えるためのオイルを使い、骨盤底筋が弱っていないかなどのチェックもしていきます。
運動するにあたっても、体幹や骨盤周りの筋力は必要ですし、強くて柔軟性があることに一つも問題はないのでしっかりケアしておくと良いかと思います。
誰でも訪れる更年期。爽やかに一緒に乗り越えていきましょうね!