足首を捻った時に自宅でできる鍼灸治療の知恵
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いわゆる『捻挫』です。
一番多いのは内反捻挫と言って、足首を内側に捻った時の痛みです。実は、お灸と乳液を使って患部へ直接手当てができます。
内側に捻った結果、外側がダメージを受けるので腫れてきます。重症になると足首全体がパンパンに。今回は、まだ足首の存在が確認できる程度の腫れの処置。
準備するもの:お灸、ライター、灰皿、ベビーオイルや保湿用乳液
手順:
腫れている周りを囲うようにお灸をセットして火をつけます。この時、腫れのど真ん中にも一個、ショートケーキのイチゴのように置いてみても構いません。
燃えてる途中であまりにも熱かったら外してください。
お灸が終わったら、オイルや乳液を使って下から上へ、患部を撫でます。ペット撫でる時のように手のひらで優しく。腫れている真上をしっかり通過してください。
治る仕組み:
お灸は温めるというより、この場合は鍼と同じ効果を狙っています。お灸もしっかり響きます。鍼のように体の中に入らずして響きと温熱の効果が出せる、というのがお灸の特徴なのです。捻挫の患部に尖った、鋭い、鍼を刺すなんてあまりにも辛い、そもそも位置的に慣れていないと鍼を刺されたくない場所、なのでお灸が向いています。
鍼と同じく、痛みを患部にのみ留まらせる狙いがあります。
その後のオイルマッサージで炎症物質を最小限に留めるために流します。炎症は広がる性質があり、怪我してないところまで痛くなります。それを防ぐ効果があります☺︎
潤滑油のために使用するので、ハンドクリームでも代用できます。
他に足首がなんだか痛い、という時にも押してジーンとくるところにお灸をすると結構良くなります☝️毎日やっても大丈夫ですが、一箇所につき一回で充分です。同じ箇所に続きてお灸するとヤケドの原因にもなるのでお気をつけ下さい。そして、必ず換気をしましょう。もぐさのニオイが部屋についてしまいます。