腱鞘炎にお灸とオイルマッサージ

腱鞘炎をケアしよう

手の使いすぎ、筋力不足による腱鞘炎。親指を内側に入れたり、洗濯物を洗濯機から取り出す動作、手の力が必要な場面で激痛⚡️が起こります。

腱鞘炎は炎症ですから、アイシングすると楽になります☝️

痛くなったり、夜1日の疲れを取るためにアイシングをすると局所の炎症が和らぎます。こうすると腱鞘炎の痛み、熱感は取れるのですが、治るにはもう少しコツがいります。治すことで再発を防ぐことに繋がりますが、慢性化するとかなり厄介。最悪離職になることも。

母指球の筋肉をつける

母指球は親指の付け根の筋肉です。ここがペチャンコの人は手の力弱め。筋肉をつけないことには腱鞘炎は再発しやすくなります。新人セラピストさんで離職をやむなくされる方はこういうタイプが多いです。

母指球の筋肉をつけるには、腱鞘炎であっても手を使い続けなければなりません。

保護して安静にしていると筋肉はつかないので、治った後も同じ負荷がかかればまた再発します。ポイントとしては、痛くない角度で使い続けること。全角度激痛なわけではないので、中間位を見つけてそのポジションで使うようにする、そうすると母指球の筋肉がついてくるようになります。

何故だか使いまくって酷使すると痛みがなくなる

これは治ってるわけではなく、炎症起こしてる部位は仕事の始めの動作で激痛が走るのですが、そこを無視して無理矢理使い続けると日中何故だか痛みを感じなくなります。

アドレナリンとか色んなものが出てるのかわからないのですが『これならイケる✨』と錯覚するほど痛みを感じなくなります。

そのかわり、仕事後や夜、次の日の朝方、より強力に大炎上して痛みます。治っていない、ということですね。こういうことを繰り返していると慢性化して、不完全燃焼を続ける『常に調子の悪い手首』となってしまいます。

腱鞘炎はお灸でケア

腱鞘炎のお灸ですが、腫れてるところの真上に置いて大丈夫です。私は鍼灸師ですので手首周りのツボにも置きますが、腫れているところと合谷あたりに4つくらい置いて燃やしきると良いです。

炎症起こしているところ、故障しているところに直に触れずに治すというのはただの自然治癒ですから、早く治したい、手当てしたいならば患部には直接刺激を入れるべき☝️

恐らく腱鞘炎の時って手首周りに押すと気持ちのいい点がいっぱいあると思います。圧痛というのですが、何となく摩ってる場所、いつも押さえている場所がそれです。お灸はそういうところに置いてあげると、深部の一番効く痛みに刺激が届き痛みが和らぎます。

お灸の後はオイルマッサージ

マッサージというより、中指でオイルを擦り込むイメージ。お灸をやった周り、手関節を心臓に向かって細かく擦り込む。関節部分にこびりついた炎症物質をお掃除するイメージ。

お灸は点で刺激を入れますが、オイルは面で捉えます。双方で違う方向からアプローチできるので治りが早くなります♫

お灸をする時間がなかったり、やりにくくてできない方は、ペンや棒などで母指球の硬いところをグイグイ押して念入りに潰してください。これでお灸の代わりになります。

しろたえは、鍼、お灸、指圧、オイルマッサージで色々な症状を治す場所☺︎どれも応用がきき、体に優しく、歴史のある療法です。痛み、不調を薬を使わずに改善し、再発させないためにも、リラクゼーションでご利用の際も色々とご相談ください。セルフケアもアドバイスできたら良いな、と思っています。

全身疲労回復の上向きで手首の治療☺︎
治療とリラクゼーションを同時に行っています。