問題を解決する力

想定外のことが起こると大抵パニックを起こし、夜も眠れないほど悩み、長引けば体も壊しかねません。ですから、想定外のことが起こる前にその芽を見つけて叩いて潰すタイプの人もいますが、私はその芽に気づかないので回避に間に合わず毎回正面衝突し、自力で処理せざるを得ない状況に陥っています。

きっと体力のない人は芽を叩いて潰す方向でいかないと体がもたないと思います。私は幸い体力がある(むしろ体力しかない)ので芽を探す手間は省けますが、解決するまでに毎度傷だらけの血だらけです。

問題の解決法って、時間を置いた方がいいパターン、置かない方がいいパターンがあると思うのですが当事者にはそれがわかりません。その間パニクって他人を攻撃し出す人、逆に自分を攻撃し出す人もいるかと思います。どっちにしろ期間中は不幸な時間を過ごすことになります。その突破口を見つけようとしても、こういう時は自己啓発本などは読まない方がいいといいます。ぜひ道しるべが欲しいところですが、冷静ではない時に自己を掘り下げるとあらぬ方向に道が拓けて、石やら壺やら買い始めることになるのかもしれません。

私としてはグランティング、瞑想もこの時期不向きかと思います🤔ダメージを受けている時って物や人に寄りかかりやすくなると思うんですよね。問題を横に退けておいて、頭を空っぽにした時、スッ…と何かが横から入ってきて自分に優しい言葉をかけてくれようものなら、そっちへ行ってしまうのが普通です。

ですから、やっぱり問題に対しては解決に向かって一歩でも前に進むべきかなと思います🙌

答えは一つではないかもしれませんが、それでも良いと思うのです。なんらかの答えを自力で出すこと、これが後々大切な経験になる。

問題の池やら沼やらにハマっている時の過ごし方について少しご紹介したいと思います。これをアレンジさせてもいいですし、このままやってみてもいいと思います。問題を置き去りにせず解決へ向かうまで、根気よく取り組んでいきましょう。

大の字に寝て、素足になり足の裏を解放する

それじゃシャヴァーサナではないか、と思うところですが、瞑想というより足の裏を解放する作業に注目してみてください。もし窓を開けられたら窓に向かって足の裏を向けて風を浴びてください。

東洋医学では足の裏は気の入口。湧泉という有名なツボの意味は『押せば命の泉湧く』と昔から言われるほど生命力と直結しています。気の世界では湧泉から大地の気を取り入れて、手の平の労宮というツボから気を放出して作り出し、へそ下の丹田に仕舞うという動作があります。

こうやって気力を作っていくんですね。

悩み、トラブルというのは気力を奪っていきます。体は疲れていないけど、頭がフル回転している状態。頭は気を溜められるところではないので、酷使すればやがて疲弊し、正しい判断ができなくなったり、いつもはできてた普通のことですらミスをすることになるかもしれません。頭を動かすには気力が必要なのです。ベストな選択、判断をするために気力がなければいけません。きっと、正攻法では森にでも出向き、樹木の横で裸足になり大地の気を直に取り込んだ方がいいのだと思いますが、すぐそこに森などありませんし、虫に刺されたり不審者扱いされてしまったら大変なので、家でちょっとコンパクトにできる気の補給、といった感じです。現代人は常に靴を履いており、靴の性能も良くなっているのですが、そのおかげで足の裏のセンサーはだいぶ退化しているんです☝️物理的に感じとるセンサーと共に、きっと気を取り入れる湧泉の働きも弱くなっていると思いますから、ぜひここは一つこの足の裏を解放する方法を日常に取り入れてみてください。

ブレーンストーミングする

ブレーンストーミングとは、ミーティングなどで案を出し合う際に『否定せず、できるできないは置いておいて、片っ端から意見を出していく方法』をいいます。これはホテル営業部で働いていた時に外部の研修で学びました。一つの案に対して、練りに練った完璧な一つの案を出すのではなく、とにかく出しまくる方法です。

日本人はもともと慎重で自己主張が苦手ですから常日頃からブレーンストーミング状態でちょうどいいんじゃないかという気がします。

これは問題発生から自分一人でも行い、また友人、家族相手にお願いして色々な意見を聞く時に使ってみてください。よく、考えごとがあったら紙に書くといいといいますが、紙でもスマホでもどちらでもいいので思いの丈をババーッと書いていきます。次の日、考えが変わったら前のメモは消さずに続きとして書きます。二転三転していること、矛盾していることには触れません。それから友人、家族の話を聞く時はアドバイスを乞う形ではなく、意見を聞くスタイルをとりますので自分の悩みをダイレクトに言わなくていいのです。『トラブル続きの時ってどうしてる？』とか、そんな大雑把なテーマです。自分の悩みに対する答えは相手に求めてはいけません。みんながどうコントロールしているか？情報収集します。

新しい風を入れる、そういう感じです。

物事って一方方向から見てると平面か立体かわからないと思うのです。でも、それを確かめることでどこかに抜け道(解決法)があるかもしれないので、色々な方向から眺めた方がいいのです。

また、人の言葉、自分以外の人の存在は本当にありがたいものです。様々な立場、年齢、性別の人から意見をもらうことは人生の宝です。

アップアップしてる時はひたすら上の2点の繰り返しですね。そうしてるうちに『時間』という解決法が向こうからいい感じにやってくるので、自ずとまとまってくると思うのです。

ハッピーエンドだろうとバッドエンドだろうと、真面目に取り組んだ問題の答えは自分の成長であり宝です✨難しい方法ではないと思うので、ぜひ自分の心と体の健康のためにも、問題に向き合う力をつけていきましょう(^-^)/それではまた！

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