考えた末に考えることをやめる
焦りと不安
今って、お金の不安、政治への不安、自分の人生への不安が解消されることなく降り積もっている感じがします。最近では異常気象による生命の不安も身近にありますしね。
未来にもう少し希望あればいいのだけれど、夢や希望より不安の方が大きくなってしまっています。
不安によりメンタルが限界になる原因には『焦り』があります。
もしかしてこの状況がずっと続き、どんどん生きづらくなるのではないか?あれやこれや考えて、自分の精神をダメにしてしまうのはよくないですね。無理矢理前向きに、状況を楽しむ必要はありませんが、自分がダメになったとて誰も助けてはくれないし、状況が変わることはないのです。
情報を集めて、調べ抜いて自分で考え選択することは大切ですが、その途中でもメンタルをやられそうになりますし、結論がメンタルをやられるものに至り、結果として絶望してメンタルをやられる人も多いのです。
正直、メンタルはやられるだけ損だと私は思っています。今、この瞬間に起こっていること以外、想像でしかないのです。
気持ちをコントロールするために
焦る気持ちをうまく抑える方法として、アロマや温野菜、お粥で胃腸から鎮めてもいいと思いますが、それだと対処療法にすぎない。
問題から一時的に目を逸らしてみただけで、明日にはまた同じ問題に直面してしまいます。
同じ悩みを据え置きではこれはこれでメンタルをやられてしまいますから、ここは一つ『徹底的に考えた上で考えることをやめる』という方法をオススメします。頭が噴火するまで考える、これで結論を出して一回考えることからおさらばするという方法です。
私がこの状況で病まずにいるために考えているのは『今みんな同じ電車に乗っているのだ』という発想です☝️私は神奈川在住なので、東海道線の東京行きに乗っていると考えます。
行き先は東京ですがその途中で降りる人、終点まで乗り続ける人もいますね。また、一両目に乗る人、最後尾に乗る人、様々です。
でも、この電車に乗っている以上みんな今同じ線路上を移動している。車内で進行方向に向かって逆に歩いても、この電車に乗っている以上『東京』に向かっているのです。
気が焦っている人というのはこの電車の中で走っているのです。
早く着いてくれ!という気持ちで電車の中で走ってイライラしている。この電車に乗っている以上、車内でダッシュしようが寝ていようがゴールには着くのに。
メンタルをやられるということ自体、自分にとって損でしかない。ゴールに着いた時、病院に行かなければなりません。せっかくゴールに着いて、自由になれたと思ったら自分は病に伏している。乗った甲斐がないというものです。
悩むことも重要だし、悩むことをやめることも重要
体の怪我と違って心の怪我は見えないだけに治しにくく、ましてや他人に治すことなど不可能に近いことです。それこそ自分で治すしかない、というとても厳しい現実です。
気持ちが焦って沈みそうになると、私はこの電車に乗っている自分を想像します。
車内でグーグー寝てる間に目的地に着いてしまっていたら、こんなにコスパの良いことはありません。動物の生き方なんかも参考になりますね。
彼らは基本『生きる』という意味では人間よりとてつもない厳しさの中生きていますから。
そのくせして天気が良ければのんきに日向ぼっこしながら昼寝。人間が動物たちと同じ環境にいたら、いつ敵に襲われるか不安すぎて穴蔵から一生出てこれないんじゃないかな。
特に日本人のように100歳まで生きようと思ったらのんきに日向ぼっこなど危険すぎてとてもできません。
情報一つ取っても最近は嘘か本当かわかったものではありません。どのみち同じ電車に乗っているんなら後でも先でもどちらでもいい、とりあえず端っこの席座れたんで私は眠ります✋くらいの余裕が欲しいですね。
それではまた(^-^)/
動物はたくましく、のんきだよ♫