ほとんどの場合原因がある、原因を探そう💡
ほとんどの場合原因がある、原因を探そう
私のモットーであり持論ではありますが、この世の物事ってほとんどの場合原因があると思うんです。音響の仕事をしていた時、大宴会場にモニター数台接続していざつけてみた時に、一台だけつかない。深夜の仕込みでそんなことがしょっちゅうありました。
音響機器は数学と一緒で答えがハッキリしているんです。どこかに必ず原因があり、そこを直せば必ず元通りになる(原因不明のバグ、機材の突然死は除く)。原因が突き止められるか否かが技術なのだと思います。私は音響の専門学校出ているわけでも、機械に強いわけでもありませんでしたが追及して解明することが比較的得意でした。だから照明と音響、どちらかに専門分野を絞る時に先輩には音響に向いていると言われていました。
しかし、時の運というかたまたま音響に人が多く照明がいなかったので、私は照明に行くことになりました。美術も得意だったのでセンスの問われる照明もとても楽しかったです。そこからずっと照明さんでしたね。完全にタイミングでした。
話は戻りますが音響機器と似ていて、健康、病気もほとんど原因を突き止めることができると私は考えています☝️私の心の恩師である鍼灸マッサージ師さんはそれを『見立て』と呼んでいて、施術者の見立てと技術は別個だと言っていました。見立ては良いけど技術がないということは、どこが悪いかはわかっているのに鍼やマッサージが下手ということ、見立ては悪いが技術はあるというのは鍼やマッサージ自体は上手いのにそこではない場所を治療していたり、肝心の患部に触れない人ということです。
逆に漢方薬などのお薬系は見立てのみです。
見立てがダメなら薬もダメ。なんなら別の作用を起こしてより体調が悪くなったりしますよね。薬局で自分の見立てで漢方薬を選ぶと大抵効きません💦漢方薬は本当は弁証論治といって体質と症状の細かな分析が必要なのです。私は自分がガチムチでお腹に脂肪がついていると思っていたので、パッケージのインパクトとキャッチコピーで牛車腎気丸をチョイスしたところ謎に心臓がバクバクいって調子が悪くなっただけでした。
後に知ったのですが、牛車腎気丸は主に高齢者が使用するのだそうです。私はその時まだ28歳でした。自分で選ぶとこうなります。気をつけましょう。
漢方薬でマッチしたものが見つかったとしても、これは解決法の一つではありますが原因がわかったわけではありません。薬は対処療法的な側面が多くウイルスにはよく効きますが、肥満を初めとする生活習慣病に対しては特に、解決策にはなりません。
そちらは実際には運動と食生活の改善の一択しかありません。一念発起してスポーツジムへ入会した方が、漢方薬を飲むより早いと思います。
別の例ですが、夏のこの時期は女性はカンジダ膣炎というカビ菌類の疾患に悩まされている方も多いです。再発も多く生理のたびに苦痛で憂鬱になる方もいるそうです。
陰部はムレやすいので女性の宿命ではあるのですが、これもよくよく原因を探ると蒸れやすい下着、古い下着を使っていたり、良かれと思ってつけていたおりものシートが原因だったりするのです。だから、薬で症状が治ったら下着を新調したり、おりものシートを撤去したり、環境を改善してあげないといけません。
お医者さんは患者さんの私生活など知りませんし、そんなこと一人一人に聞いてる暇もありません。どうしても薬に頼らなくてはならないものはウイルス性のもの。それだってウイルスの薬は増殖を抑えるのみで後は自然回復を待つしかないのです。調子が悪い時はまず休むこと、それに加えて原因となりそうなものは自分で考えて全部排除しましょう。あれかな?これかな?と全部排除していくとあらかた治っていきますよ。
人間はやっぱりどうしても自分に甘くなってしまいます。体重が増えたことはわかっていても減らす努力が辛いので、そこに目をつぶって漢方薬やサプリで事なきを得ようとしてしまいます。それは仕方がないことです。でもぜひ自分の体のことですから、自分が一番良く知っている、と思って真剣に取り組んでみてください☺︎特に再発性のあるものは、原因が排除されてない限り再発を繰り返します。原因は自分の中にあるからこそ、自分でコントロールできるのです✨
私はすでに夏バテ起こしておりますが、水分を取りすぎて血が薄まっているのをヒシヒシと感じています。少しずつ減らさないと、このダルさからは抜けられないと思っています。みなさまもお体どうぞご自愛くださいね💦台風が近づいていて一瞬涼しい風吹いていますがこの後の熱波、怖いです。それではまた(^-^)/