更年期と精油

私もはや45歳。気づいたらもうこんな歳になっていました。出産を経験してないので体のダメージは少ないと思うんですけど、そのかわりに生理のお休み期間がないわけですから、体に良いかと言ったらそうでもない気がします。

妊娠中は1年間生理がお休みになりますからね。

内膜が剥がれ落ちる工程をその期間お休みできるというのは、子宮に優しいと聞いたことがあります。まぁでも仕方ない。

閉経が始まる前後10年(長っ!)が更年期なのですが、生理に苦しんで、やっと終わったかと思ったらこの仕打ち。あんまりではないか。

🌱何が正解なのかわからない

この前後10年は必ず訪れるのですが、これがまた個人差が大きい。そもそも生理ですら個人差が大きく人比べることができません。血の量が多い、とは言え誰と比べてそう言っているのか?ほとんど主観に頼ってしまいます。

本人が『これが普通』と思えば、たとえ本当は量が多かったとしても疑問に思うことはないんです。不思議ですよね。

私は多分多い方だと思う🤔1〜2日目は1時間おきにトイレに行かないと溢れてしまう。後に子宮筋腫があるとわかったので関係あったかもしれませんが、保健体育の授業で『生理中は1時間おきにトイレに行きましょう』と習ったので、そんなもんだと思っていました。

重いのか、軽いのか?最後までわからない、未知の生理現象ですが、更年期の情報は確実に上がってきております。とにかく不快でコントロール不能だと聞いております。

そんなネガティブな情報、聞きたくねぇ🌀というのが私の正直な感想。

🌱だからこそ、緩やかな下り坂を目指す

ましてや、こんなことぐらいで病院に行きたくない。重いのか、軽いのか?自分でもわからないのに他人にわかるわけがない、と思ってしまう、可愛げのない私です。

不運が重なってイライラしてるのか?更年期なのか?

本当に暑いから汗をかいているのか?更年期なのか?

わかるわけがない。

職業柄、精油が好きなので、もし緩和できるのなら力を借りたいところだけど、効くかね🤔調べると大体、予想していた精油の名前が並んでいる。

ゼラニウム、サイプレス、クラリセージ

そりゃそうであろう、というラインナップ。女性ホルモンが少なくなっているから女性ホルモン類似物質を足せばいいのか?イライラしがちだからオキシトシンの分泌を促せって?何か違う気がするんです。

もともとの性格、遺伝的な要素、出産経験あるなし、全てが複雑に絡み合っていると思う。しかも、婦人科系だけ、ピンポイントの問題ではなく、体の全機能が緩やかに下り坂ということを念頭に置かなければならないと思います。

下り坂なのに何かを足して一部分だけ高めようとするのは不自然なこと。

ならば『穏やかでバランスの良い下り坂を作る』というのがあるべき姿なんじゃないかと。そのために精油を生かすとしたら、盲目的にゼラニウムを使うのではなく『今、良いと感じる香り』を使えば良いと思うのです。

🌱洋の精油から和の精油へ

私はこのところ和精油に注目していますが、和精油はシンプルで優しい。香りの種類が木か柑橘か、これくらいしかないんです。

それをつまらないと思うこともあるかもしれないけど、何か落ち着く気がするんです。もしかしたら『落ち着きたい』という体のメッセージかもしれないですね。

ゼラニウムの香りなんかは私は特に合わなくて、一生懸命女性ホルモン出さなきゃいけない感じがしてしまうんです。お花の香りは全体的にそう感じてしまいます。

もし、更年期対策、更年期症状にお悩みの方がいましたら、こんな精油の使い方も参考にしてみてください☺︎マニュアルに従うのではなく、自分の体の声を聞く。

今、自分が欲している香り、自分が好きだと感じる香りを先入観なしで取り入れる。

精油の成分は代謝されてしまうため、薬より効き目が穏やかですが、代謝される過程で体を巡り、全体のバランスを取るように働きかけます。それが後々に生きてくる✨

穏やかな体の変化に合わせて、穏やかに効く自然の恵。上手に使いこなしていきたいですね。