喫茶店閉店の知らせ
街の風景が変わっていくよ
7月の初めに茅ヶ崎駅北口に古くからある喫茶店、茅ヶ崎珈琲館が閉店するそうです。きっと原材料費高騰が原因なんだろう…。
以前は1000円ほどだったランチも今では1300円、これでもボリュームは変わっておらずとても頑張っていたと思います。ひとりあたり90分という時間制限ができてしまったのは回転率を上げるためですし。
コロナ禍も乗り越え、古き良き昔のスタイルを貫いてきた喫茶店がまさかの閉店。すごくショックです。
支払い方法は現金一択、Wi-Fiも通っていないけど、それ故に延々とオンラインミーティングで座席を占領するパソコン軍団がいないだけ治安はとても良い。電話は外で、喫煙席があるから子供連れの入店はお断り、でもそれらが理由ではないと私は勝手に思っています。
やっぱりそれほど、原材料費、光熱費が上がったんだと思うんです。もし良かったらどれがどれだけ上がったのか教えて欲しかったけど、私が知ってどうにかなるものでもないのか。
ここがなくなったら、次は何が入るんだろう?もうスマホ屋は要らないぞ。
駅ビルの中のテナントが撤退するのと段違いのこの喪失感。茅ヶ崎は喫茶店や地元の小さな飲食店が元気な街だったはず。大家さんの高齢化とか別の理由もあるかもしれませんが、街の風景が変わっていく喪失感にショックを隠しきれません。
これを淘汰というなら街はものすごく殺風景でつまらないものになりますよ。
歴史ある老舗が続けていけないのに私の店が生き残っていけるのか?無性に心配になりました。でも、私の勝手な分析ですが集客の問題ならば敗因は90分という時間制限ではないかと思います。それで逃してしまったお客さんが結構いたんじゃないかと。
せめて120分にして、前によくいたおばあちゃんの団体さんを残すべきだったんじゃないかなぁ。もうほんと、勝手な分析ですけどね。
お会計の時、閉店の知らせに驚いたとウェイトレスさんに伝えましたが突然決まったのだそうです。もう私はお店の入口で『嫌だー‼︎』と叫びながら道路に寝転がって手足をジタバタ、暴れたい気分でした。
小さな飲食店は最終手段としてクラファンがあります。閉店の前にぜひこちらにチャレンジして欲しいです。加山雄三の銅像だってクラファンなのだから、老舗の喫茶店のピンチだって助けてくれる人いるはずです(涙)
私は完全に傷ついたので今日は泣きながらお酒飲みます。