肩のゴリゴリはどうやったらなくなるのか?

コリはとても単純

慢性的なコリに現れる『ゴリゴリ』。柔らかな筋肉の中に石みたいな、岩みたいなのがあるよ!と肩コリにお悩みの方は言います。

今は情報で溢れていますから、今更私が紹介しなくてもYoutube先生でたくさんの整体師さんが説明してくれています。

Youtube観ない派の私にはどのような説明がなされているのか未知ですが、きっと『マッサージは効かない』などと言って難解な手技を披露しているのだろうと推測します。そこで『いや、そんな難しいことしなくてもマッサージで治せるよ』とあえて説明させていただきたいと思います☺︎

まず、このゴリゴリ(以下、ゴリ)は、そこにある限りストレッチや運動の効果は薄くなります。ゴリを取るには単純に破壊するしかありません。破壊すればそこに新鮮な血液が巡るようになります。

通路にどけて欲しいものがあるのに、これををどけずにあれこれ周りに足していっても解決しません。どかさずしばらく共存することもできるかもしれませんが、酸欠の状態が続くとあまり良いことは起こりません。いずれ不具合が生じます。

さて、邪魔な塊が通路にあって壊さなければいけない場合どのような方法があると思いますか?

答えは非常に簡単で、叩いたり押して潰して壊すしかないのです。それをするのが私の仕事。

物理的に壊すに限る

指圧やマッサージはゴリを表面から叩いたり摘んだり押したりして壊しますが、鍼灸治療の場合、神経の働きを利用します。神経に向かって『ここ、血流ないですよ!』とダイレクトに教えることで白血球やら筋繊維の細胞やらが反応して即座に血液を運んでくれます。神経って司令塔なので効率が良く即座に対応可能なのです。

自治体ではなく国に言った方が自衛隊を派遣してくれるじゃないですか。そういう感じです。

自治体に頼んだ方が早い場合もあるし、自衛隊呼ばなきゃできないこともあるし、結局トラブルに対処するというのは同じことなんですよ。小さなトラブルなら自治体、規模が大きいなら自衛隊ということです。

だから私はお客さんのコンディションを聞いて自衛隊を呼ぶべき案件か考えます。

また、ゴリのサイズ感、悪質性も考慮します。田舎の不良か歌舞伎町の不良か?田舎の不良なら意外と根が素直だったりするし、歌舞伎町だったらバックにもっと怖い人がいるかもしれないじゃないですか。だから誰を呼ぶのか考えるわけです。

そういうことですので、施術者には敵を倒せる技術が必要。

ちゃんとゴリ見つけられて取り押さえられるか?その上でやっつける技を持っているか?ということになります。力が弱かったり技を持っていなければ勝てない可能性があります。

施術を頼む相手が整体師であろうとヒーラーであろうと鍼灸マッサージ師であろうと、ゴリの状態は変わりません。今日も変わらずそこに鎮座しています。

話し合いでどいてくれそうなら不思議なヒーリングを試すもヨシ。ですが、行き詰まりを感じた方は一度しろたえにお越しください。それではまた(*´▽`)ノ

施術って実は原始的で単純。難しいこと考えたら余計に拗れてしまいます。