馬油でフェイシャル
フェイシャルで使っているオイル。しろたえでは、昔から高い効果のある『ソンバーユ』を使用しています。
私がソンバーユの馬油を使うようになったのは高校生の時。ストレスでどうしても耳をいじってしまい外耳炎が慢性化していた時です。
痒みと痛みでどうにもならず、耳鼻科で治してもすぐ繰り返していました。そんな時に北海道のお土産コーナーに馬油があり、耳に塗っても大丈夫だという説明があり買ってみました。耳以外にも使えるということでちょっとくらい高くても使えるし、と思っていました。外耳炎が必ず治るとは言えませんが、私の場合、馬油を塗っておくと痒みが消えるので必然的に触らなくなり治すことができました。
その頃から馬油をスキンケアに使うようになりました。
北海道のお土産コーナーへ補充に行くわけにも行かないので調べたら、ソンバーユが馬油の元祖だと知り購入することに。無香料のソンバーユは若干油の要素が強くて使いこなしが難しい感じはあります。
オイル系はみんなそうです。水分を閉じ込めるバリアを張ることはできますが量の調節や他の化粧品との組み合わせが難しいのです。塗りすぎると途端に皮脂過剰状態でギラギラしますし、オイルが顔の上で酸化してハウスダストなどの菌に触れれば皮膚炎を起こしてニキビ面に。そもそも、顔のエリアでも皮脂が多いところにオイルを塗布するといいことはありません。
なので、季節によっても乳液とのバランス、日中使用すべきかなどの微調整が必要です。
しかも、オイル類で保水はできないので表面上潤っていても皮膚が乾燥して突っ張ることも。
しかし、そこの手間を考えても有り余る効果、効能が馬油にはあります。
油分でありながら馬油は化粧水の上から使用します。使うとわかりますが、角質層へ浸透するため肌の中へ吸い込まれていきます。潤いの効果はもちろん、素肌そのものをキレイにする力が強いです。化粧品のノリが良くなるというよりもっぱら素肌という感じ。
すっぴんがとてもキレイになるということです。シミを消すことはできないと思いますが、シミを発生させないためのケアとしては有効だと思います。
美容界では目新しいモノがたくさん出ており、成分として自分は何を使ったらいいのか迷ってしまいます。ケイ素やらプラセンタやら、色々ありますね。でも、素肌にとってはシンプルなケアが一番。顔のコリを取るツボ押しと、流すマッサージに馬油を合わせて体に優しい自然派ケアをしてみませんか?