働く人たちにちょうどいいマッサージ

しろたえのホームページにたどり着いたこと自体奇跡の確率なのですが、そこでせっかくメニューをご覧になったのにイマジネーションが湧かなかった方はいませんか?

メニューには『疲労回復60分』など、主に時間の説明しかありません。デトックス、リンパ、小顔、矯正のキーワードを入れると一気にイマジネーションが湧き『やってみたい!』という方の心に響きます。私も長年この業界にいて、キャッチコピーやセルフプロモーション、営業トークの本当に上手い人達を何人も見て、こんな風に表現するとお客さんがいっぱいくるのか、と学びました。でも、実際自分がやるとなるとこれらの言葉に根拠がないので使う気にならないのです。

私は鍼灸あん摩マッサージ指圧師という国家資格を持っているので、学校で全ての基礎から学んできましたが、この業界は本当はものすごく地味です。

マッサージに至っては、体重計に向かってまず母指圧で40kg出せるように練習。そして硬い砂袋を均一に押せるように練習。ついには親指の関節を痛めるのですが『マッサージ師はまず手を壊して、そこから手を作り直さなければ一人前にはなれない』という教えの元(でもこれは正しい)本当に一回両手首を腱鞘炎で壊し、筋肉をつけることで治し強くしてきました。

このような世界から出発すると『デトックス』『小顔』『矯正』という言葉は軽すぎて使う気になりませんし、そんな技ないですし、と思ってしまいます。

わかりやすい説明するためにそれらの言葉を使うことはあっても、こういう魔法のような手技を施す自信と根拠がないのでメニューには書けないのです。

60分疲労回復、というのは60分のマッサージ。オイルや指圧を使って全身をマッサージしますよ、という意味です。60分有れば足から丁寧に解すことができます。75分疲労回復+鍼、というのは前述の手技に鍼が加わっている、という意味です。

これらをキチンと受けた結果、骨盤の位置が正しくなることもありますし、結果顔が小さくなることもあります。

大体、みなさま疲れて来られるのでキチンとマッサージをすればむくみが取れて一回り小さくなるのは当たり前。そして、その方の悩みだった部分が解消されて治るのも当たり前です。何も起こらないとしたら、それは手技の方法、アプローチすべき場所が間違っているか、刺激量が足りていない、受け手が知覚鈍磨を起こしているのどれかです。

私が今時々業務委託で行っているサロンはロミロミをメインに提供していますが、マニュアルの手技に腰へのアプローチがほとんどありません。この重要な部位に対し、前腕でフワ~ッとスルーして終わるのです。受けていて『何故⁈』と思うところ。さらに肩に関しても、そこは触りやすく、やってる感は出るかもしれないけど何もないから!凝りはこっちだから!と思う始末。でも、スタッフが親切で癒されるということで評判は上々。おそらく『どこも痛くない人』が試しに来てみるにはちょうど良いのです。

お客様のマッサージデビューには痛くも痒くも無い方がむしろ良い。人前で人生初の紙パンツ一枚になる時点で不安と緊張はMAXですから、優しいスタッフに迎えられたら安心するでしょう。

働く人にちょうどいいマッサージ。これが私のお店のテーマです。おそらく働いている人達は疲れている→痛いところを治し、再発を防ぎたい→あわよくばそれでリラックスしてくつろいでもらいたい→だから、疲労回復とリラクゼーションと治療がテーマのメニューにしよう!ということでメニューもそのまま『60分疲労回復』なのです。

〇〇マッサージという名前ではなく60分疲労回復の中に色々な手技を混ぜているので、ぜひ疲れた時、体が痛い時にお越しいただければと思います。当日コースの変更、ご相談も承りますのでまずは一度、お気軽にお問い合わせ下さい♫

余談ですが、デトックスという言葉やbefore afterの写真を載せることは誇大広告とみなされ今では規制がかかります。わかりやすく魅力的な表現と、曖昧で紛らわしい表現は紙一重ですね(^-^;

症状に合わせてお選びください♫メニューはこちらから

アットホームを強調する求人も実は怪しい(笑)